三角比入門

三角比って何?苦手意識を持つ前に知っておきたいこと

「三角比」と聞くと、高校数学の難しい分野というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?でも実は、三角比は私たちの身の回りで活用されている、とても実用的な数学なんです。

大人塾では、数学が苦手な方でも理解できるよう、三角比の基本をわかりやすく解説します。一度理解すれば「なるほど!」と納得できる分野ですよ。

三角比とは?日常生活での活用例

三角比とは、直角三角形の辺の長さの比を表したもの

身近な例:

  • 建築・土木:屋根の傾斜角度の計算
  • GPS・ナビ:位置や距離の測定
  • ゲーム・CG:キャラクターの動きや3D描画
  • 天体観測:星の位置計算

三角比の3つの基本:sin・cos・tan

sin(サイン)

sin A = 対辺 ÷ 斜辺 = b ÷ c

  • 角Aの「向かい側の辺」と「斜辺」の比
  • 0から1の間の値

cos(コサイン)

cos A = 隣辺 ÷ 斜辺 = a ÷ c

  • 角Aの「隣の辺」と「斜辺」の比
  • 0から1の間の値

tan(タンジェント)

tan A = 対辺 ÷ 隣辺 = b ÷ a

  • 角Aの「向かい側の辺」と「隣の辺」の比
  • sin ÷ cos でも計算できる

特別な角度の三角比

30°、45°、60°は覚えておこう

角度sincostan
30°1/2√3/21/√3
45°1/√21/√21
60°√3/21/2√3

覚え方

45°の場合:正方形を半分に切った直角二等辺三角形で考える

  • sin 45° = cos 45° = 1/√2
  • tan 45° = 1(対辺と隣辺が等しいため)

まとめ

三角比は最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的な考え方は「直角三角形の辺の比」というシンプルなものです。

大人塾では、このような「一見難しそうだけど、実は身近で実用的」な数学を、分かりやすく解説しています。大人になってからの学び直しでも、きっと「数学って面白い!」と感じていただけるはずです。

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