マイナスのつく数の足し算、引き算、絶対値

このレッスンでは正負の数の考え方及び足し算、引き算・絶対数を学習します。

スライドはスマホで見る場合スライドしていただくこともできますし、キーボードの左右のボタンを利用していただくこともできます。



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0より小さい数

0よりも小さい数はマイナスを使います。

ここでは、数直線を書いてマイナスがつく数の事を理解していきましょう。

数直線と絶対値

数直線では、
右に行く(正の方向)ほど大きい数
左に行く(負の方向)ほど小さい数
となります。

線の真ん中に、0を書きます。

この0よりも右がプラスの数。
逆に左がマイナスの数です。

0を中心に、数字を振っていくと、下のようになります。

・・・ -5, -4, -3, -2, -1, 0, +1, +2, +3, +4, +5 ・・・

中心である0からいくつ離れているか。
これが絶対値です。
この際、プラスやマイナスは関係ありません
例えば、-5でも+5でも、0から5離れているので、絶対値は5になります。

ちなみに、スライドにもあるように、0の絶対値は0です。

正負の数の大小

数直線を見てみると、-5は-4よりも左に書かれています。
左にあるということは、負の方向、つまり小さい数ということです。
マイナスが付くと、0から離れた大きな数字ほど、数としては小さくなります。

大小の判断は分かりやすい整数からはじめて、
小数や分数が混じっても対応できるようにしましょう。

正負の数の足し算・引き算

計算も最初は数直線を使ってあげた方が分かりやすいです。

プラスは右(正の方向)
マイナスは左(負の方向)

に動くと考えるとよいでしょう。

かっこが付いている場合

かっこ付きの式の場合は、かっこを外します。下の例を見てみましょう。

  • -(+3) = -3
  • +(-6) = -6

このように、マイナスの数が奇数(1つや3つ)の時は、かっこを外すとマイナスになります。

では、マイナスが2つのように偶数個ある時はどうなるでしょうか?

  • -(-4) = +4

マイナスの移動の向きをさらに反転させることになります。なので、プラスとなるのです。

計算で出てきたときは、慌てずにかっこを外してから計算をしましょう。

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