このレッスンでは割り算の筆算の方法を学びます。
余りのある、ないの両方の筆算の基本を学びます。筆算なんて忘れちゃった!という方も、しっかり学習していきましょう!
スライドはスマホで見る場合スライドしていただくこともできますし、キーボードの左右のボタンを利用していただくこともできます。
一歩一歩確実に
割り算の筆算を行っていきましょう。
筆算の基本的な書き方
例題1)
15個のリンゴを5人で分けると、一人あたり何個食べられるでしょうか。
この問題では、
- 15個のリンゴ・・割られる数
- 5人で・・・・・・割る数
- 何個・・・・・・・答え
となります。
なので、式は、
15 ÷ 5 = ??
ですね。これを筆算にしていきます。
スライドの6ページを参考にして、割られる数・割る数の数字を当てはめていきましょう。
できたら、15 ÷ 5 = 3 なので、
答えの位置に、3と書いていきます。
これが基本的な割り算の筆算の書き方です。
あまりのある割り算の筆算
例題2)
16個のリンゴを5人で分けると、一人あたり何個食べられるでしょうか。
さて、リンゴが1個増えました。
当然、計算式は、
16 ÷ 5 = ??
です。割り算の筆算の書き方に沿って書いてみましょう。
例題1に見る通り、5 × 3 = 15 なので、
16を5で割ったら1余ります。
ですから、答えとしては、
16 ÷ 5 = 3・・・1
となるわけです。
これを筆算では、スライド9ページ目のように書きます。
計算の終わりに余りが出たら、答えの右横に書くことだけ覚えておきましょう。
大きな数の割り算
では、これまでの2つを踏まえて、大きな数でも対応できるようになりましょう。
例題3)
94個のリンゴを4人で分けると、一人あたり何個食べられるでしょうか。
大きな数が割り算で関わると、答えがすぐには思い浮かばないことがほとんどです。
そこで一歩ずつ計算していきます。
まずは、割られる数全体を見るのではなく、大きいくらいから見ていきます。
この場合は、94の中に4がいくつあるかではなく、9のうちに4がいくつあるかを考えましょう。
すると、9 ÷ 4 = 2・・・1 となりますね。
なので、答えの欄で十の位のところに、2と書きましょう。
そうしたら、今の計算の答えと割る数を掛け合わせます。
2 × 4 = 8
この8を、9の下に書きます。
書いたら、9から8をひきましょう。引き算の筆算をやるものだと思ってください。
9 - 8 = 1
結果でてきた1を、8の下に書きます。
ここまで来たら、割られる数で残っている一の位の4を、そのまま下におろしましょう。
14という数字が出来るはずです。
ここから、2順目に入ります。
つまり、14の中に4がいくつあるかを見るのです。
14 ÷ 4 = 3・・・2
ですね。なので、答えのところに3と書いておきましょう。
14の下には、
3 × 4 = 12
なので、12と書きます。
14から12を引き算の筆算のように引きましょう。
14 - 12 = 2
そして、このあまり2は4よりも小さいので、ここで計算終了です。
この一連の動作は、慣れればすぐに出来るようになります。
是非練習を重ねて、さくっとできるようにしましょう。