このレッスンでは小数と分数が混じった式を計算していきます。
まずは、小数を分数に変えてから考えます。
「約分しながら解く」・「小数を分数に直す」を学習した方が対象です。
小学校6年生で習う範囲です。
スライドはスマホで見る場合スライドしていただくこともできますし、キーボードの左右のボタンを利用していただくこともできます。
小数と分数の混合計算
一つの式の中で、小数と分数が混じっていることがあります。
この場合、小数を分数に変換することができれば、
分数だけの計算にすることができます。
変換して分数に
下の例題を解いてみましょう。
例)7/15 + 0.6
この問題の場合、
- 7/15は分数
- 0.6は小数
ですから、直接計算することができません。
なので、0.6を分数に変えてしまいましょう!
0.6は、6/10なので、3/5に変換できます。
変換のやり方を忘れちゃった!という方は、
復習をしてみてくださいね!
変換が出来ればあとは、通分して分数の足し算をすれば終了です!
7/15 + 0.6
=7/15 + 3/5
=7/15 + 9/15
=16/15
答 16/15
やり方が分かれば、全く怖くありませんね。
分数と小数、どちらかが苦手、あるいはどちらも苦手だったという方も
いらっしゃるかとは思いますが、このサイトを通して基礎から復習すれば、
必ずできるはずです!
なんで分数に変えるの?
さて、ここから先はおまけです。
分数を小数に直すのはダメなの?とお考えの方、
いらっしゃるかもしれません。
これは実際にやってみた方が分かりやすいです。
分数を小数に直してみましょう。
直し方は、分子÷分母でした。
7/15
=7÷15
=0.466・・・
このように、小数に直すと割り切れないことが多々あります。
なので、小数と分数が混じった計算では、
式を分数だけにする方がよいのです。