掛け算の筆算のやり方

このレッスンでは掛け算の筆算を学びます。
何桁のひっ算でも、基本さえ押さえれば解けるようになります。

スライドはスマホで見る場合スライドしていただくこともできますし、キーボードの左右のボタンを利用していただくこともできます。



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掛け算でも筆算をやってみよう!

計算する数字が大きくなった時は、筆算を使った方が早くて確実です。
それは掛け算でも同じこと。今回はそのやり方を見てみましょう。

そもそも掛け算とは、「みかんが7個入っている袋が2つあるときのみかんの合計」のように、同じものが何個かあるときの合計を出す計算です。この場合は、みかんが14個になります。スライドでは175円のリンゴを3個買うときの合計値段を計算しています。

計算をイメージしやすいよう、図を書いて考えます。175円を百円玉、十円玉、一円玉に分けてお金で表わした後、それをそっくりそのままコピーして3倍にするんですね。そうすると、一円玉や十円玉がたくさん出てきました。これを整理して両替してあげます。この整理の動作こそ、「くり上がり」です。一円玉の硬貨が15枚あれば、十円玉1枚と一円玉5枚に整理ができます。同じように、十円玉が22枚あれば、百円玉2枚と十円玉2枚に両替できますね。これができれば、あとは硬貨の合計を計算するだけです。

175×3を例に、上の図をイメージしながら筆算をしてみましょう。
掛け算の筆算は「右端を合わせて」書きます。そして、下の一の位と上の一の位から掛け算を始めます。175×3なら、3×5からですね。この計算をした後に出る10の位は、くり上がりですから整理するために上に書きましょう。
次に下の一の位と上の十の位を掛け合わせます。3×7ですね。そこに先ほどのくり上がりを足すんです。3×7をしてから、1を足します。するとまた10の位が出てきたのでくり上がりとして整理しましょう。
最後に下の一の位と上の百の位を掛けます。3×1ですね。その後くり上がりの2を足せば終わりです。525とでましたか?

計算はやればやるほど慣れていきます。最初はゆっくりでもどんどん早くなっていくはずです。頑張っていきましょう!

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