このレッスンでは通分を学習します。小学校5年生で学ぶ範囲です。
倍数と約分ができている方が対象です。
異分母の足し算引き算で使える技を身に着けていきましょう。
スライドはスマホで見る場合スライドしていただくこともできますし、キーボードの左右のボタンを利用していただくこともできます。
分母が違う2つの分数
分母が違う分数の大きさを比べたり、
足したり引いたりするのは、そのままではできません。
分母の「通分」する方法をみてみましょう!
通分の2ステップ
通分をするには、2つのステップを追ってあげます。
ステップ1 分母の数の最小公倍数を考える
ステップ2 分母が最小公倍数になるように、2つの分数を倍分する
この2つです!
これをもとに、
1/2と1/3を例に、通分していきたいと思います。
実践!通分の2ステップ
ステップ 1 分母の数の最小公倍数を考える
まずは分母を確認しましょう。
2と3ですね!
そしたら、最小公倍数は・・・?
6となります!
これをターゲットに据えて、ステップ2に参りましょう。
ステップ 2 分母が最小公倍数になるように、2つの分数を倍分する
2つの分母、2と3。
2を6にするには、何倍しますか?
3を6にするには、何倍しますか?
それぞれ、3倍、2倍ですね。
なので、1/2を3で、1/3を2で倍分します。
1×3 / 2×3 = 3 / 6
1×2 / 3×2 = 2 / 6
これで2つの数が同じ分母に揃いました!
比較も足し引きも、この状態なら楽チンですね!
通分をどんどんこなしていこう
分母が違う分数同士の足し算や引き算では、この通分が必要になってきます。
通分をやろう! となった時に、すっとできるようにしておけば、
分数の計算のやり方で困ることはないでしょう。